ご挨拶
私は以前から、クラシック愛好家達が好き勝手なこと言いながら商品を手にとって見たり、学生達が気軽にやってきて熱心に音楽談義ができるようなお店をつくりたいと思っておりました。私自身もかなりの音楽好きですがそれと同じくらい、音楽好きのお客様達に接することに喜びを感じてまいりました。
実は私、某レコードチェーン店でクラシック担当者として30年間勤務させて頂きました。まだCDなどなかった時代の吉祥寺の小さなレコード屋が私の原点です。そのお店は当時も珍しいクラシック専門店で、他のジャンルは一切在庫していませんでした。 |
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入れ替わり立ち替わりやってくるマニアック(ここでは普通)なお客様や、SP時代からのコレクター、また音楽家のお客様たちからの注文や問答に悪戦苦闘する新米店員でした。
今でもレコードに針を下ろし、スピーカーから音が出る瞬間が大好きです。この感覚はあの頃とまったく同じでワクワクしますね。
現在、LPレコードの販売は難しいですが店内演奏には使ってみたいと思っております。
時代が変わり科学技術の進歩とともに音楽愛好家とメディアとの付き合い方も大きく変わりました。しかし、名曲、名演と言われ続けてきた多く |
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の作品たちはメディアの種類に関係なく、今も出会いを待っています。その様な出会いのチケットをお売りするのが私の仕事です。
"Artesoro" はイタリア語のArte(Art:芸術) と Tesoro(Treasure:宝物、大切なもの)を合体させた造語です。
「時空を越えた芸術の宝庫」と言う意味で店の名前を、
「Artesoro Classica」
としました。
また、もとからのクラシック・ファンでなくても気軽に立ち寄れて、何でも聞ける雰囲気のお店にしたいと思っております。
どうぞ、一度お越し下さいませ。
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